2008年6月11日水曜日

いもや

お芋やさんではなく、とんかつ屋。職場の近くにあっていつも並んでいるのが気になっていたのだが、この前はじめて入ってみた。

椅子に座りきれずにお店の壁際に並ぶ客。静寂な店内。こそこそ話をしている1組の客以外は、みな無言でカウンター内のおやじさんを見ながら順番を待っている。そして意外に早く順番がきた。待っている人たちの視線を感じながらカウンターへ。メニューがひとつしかないので、オーダーはしなくてよいらしい。ほどなくして、おやじさんに指をさされて、ご飯・とんかつ・お味噌汁が素早くだされる。その間おじさんもワシも無言。カウンターしかないため食べてる客もみな無言。ひたすらとんかつを食べる。そして最後のお会計のときだけ「ごちそうさま」「ありがとうございました」と言葉を交わす。

味ではなく(味もおいしかったけれど)、都会の喧噪のなかでのほんのひと時の精神集中、まさに茶道の茶会に出ている(出たことないけど)気分を味わえました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんど一緒に行こう!

あらじ太郎 さんのコメント...

>フクチャン
いつでもどうぞ!